プロダクト横断アーキテクト(VPoE室長候補)
募集背景
SmartHRはこれまでマルチプロダクト戦略を進めており、現在では1つのSaaSを磨き続ける会社ではなく、複数の事業・プロダクトを同時に成長させるフェーズに入っています。プロダクトが急速に増える中で、プロダクト間の技術的なサイロ化・全体最適の視点が必要な技術課題が顕在化してきているのが現状です。
各プロダクト領域を管掌するEMは日々のデリバリーと組織運営に注力する必要があり、開発組織を横断して技術基盤進化と意思決定の透明化を担う人材を必要としています。
現状の課題とポジションへの期待
SmartHRは、労務手続きのSaaSから、人事データを起点に企業のバックオフィス業務を「面」で効率化するマルチプロダクト・プラットフォームへの進化を進めています。給与・勤怠・タレントマネジメント・情シス領域・データ連携・従業員ポータルへとプロダクトが広がるなかで、次の3つが技術面のボトルネックになりつつあります。
- プロダクト間の接続:ユーザーが複数プロダクトを跨いで業務を完結できる状態を、認証・権限・データ連携・体験の一貫性という技術基盤の側から成立させること
- エンタープライズ基準の非機能要件:大企業ユーザーによる大量データ・大規模アクセス、可用性、監査・セキュリティ要件を、各プロダクトが個別に解くのではなく横断で満たせる状態にすること
- 技術的意思決定の組織化:技術戦略・横断調整・意思決定を個人ではなく組織として担える状態にすること
これらを担う機能として、FY26下期にVPoE室を立ち上げます。本ポジションはその1人目として、役割・仕組み・組織そのものをVPoEとともに設計いただくことを想定しています。
本ポジションの魅力
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複数プロダクトが同時に成長するフェーズで、技術基盤の意思決定を主導できる
- 労務・給与・勤怠・タレントマネジメント・情シス領域へと広がるプロダクト群全体を対象に、アーキテクチャの方向性を定義できます
- あなたの技術判断が、単一チームではなく全社の開発速度と提供価値に接続します
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社会インフラ級の信頼性と、エンタープライズ基準の難度が同居する技術課題に取り組める
- 数百万人が日々利用する人事データを扱う前提での、可用性・データ保護・大規模処理の設計に携われます
- 事業を止めずに基盤を入れ替える、段階移行・互換性設計の実践機会があります
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「横断技術組織の立ち上げ」を主導し組織を作る経験ができる
- VPoE直下の1人目として、役割定義・仕組みづくり・体制設計から関われます
- IC(プレイヤー)としての専門性を発揮しながら、将来的には組織の拡大・マネジメントを担う存在としての期待があります
職務内容
配属について
FY26下期にVPoE室を立ち上げ、重要度の高い横断技術課題を組織として解ける状態にしていきます。横断アーキテクトはここに所属し、以下のミッションを担っていただきます。入社後はVPoEと連携しながら、まずは特定の横断課題から徐々にスコープを広げていくため、最初から全ての領域の負荷を抱えることはありません。
役割
SmartHRのマルチプロダクト化が進む中で顕在化した「プロダクト間の技術的サイロ」「全体最適が必要な技術課題」に対し、横断アーキテクトとして技術基盤の進化・意思決定の透明化・大規模リファクタ/共通基盤刷新をリードするポジションです。単一プロダクトのPLを持つのではなく、全プロダクトの成長速度と信頼性を引き上げることで事業に貢献します。
- マルチプロダクト価値の実現
- プロダクトを跨いだデータ連携・体験一貫性を技術面から成立させ、「面での効率化」というユーザー価値を実現可能にする
- 開発生産性の向上
- 共通基盤・共通実装の整備により、各領域の新規プロダクト立ち上げ・機能開発のリードタイムを短縮する。プロダクト間で重複していた実装・運用を集約する
- 信頼性・Churnリスクの低減
- 事業影響の大きい技術課題・インシデントに対して、恒久対策の設計と実行をリードする。大企業ユーザーの利用規模に耐えるアーキテクチャを担保する
- 組織ケイパビリティの獲得
- 技術選定・設計レビュー・ガイドラインを「運用で回る仕組み」として定着させ、技術的意思決定が個人に依存しない状態をつくる
具体的な業務
- 設計・レビューだけでなく、自ら手を動かしてプロトタイプや移行パスを示していただくことを前提としたポジションです。
- 横断アーキテクトとしての活動、およびVPoE室の立ち上げ(役割定義・仕組みづくり・体制設計)
- プロダクトを「点」ではなく「面」で捉えたうえで、技術基盤の進化を主導する
- 技術選定のガイドライン策定・アーキテクチャレビューの支援など、組織全体の技術的意思決定の透明化を推進する。単発の提言ではなく、レビュープロセス・意思決定記録・ガイドラインとして「運用で回る仕組み」に落とし込む
- 現場のEMと伴走し、各チームが抱える技術的負債や課題に対し、解決のプロトタイプ提示や設計の壁打ちを行い、自律的な解決を支援する
- 技術的負債の解消を事業のコンテキスト(開発速度/運用コスト/顧客価値/リスク)に翻訳し、EM・PM・経営を巻き込んで開発優先順位の合意形成を行う
- プロダクトを跨ぐ大規模なリファクタリングや、共通基盤の刷新など、難易度の高いプロジェクトにおける実務的なリードをする
- 全社的に重要度・緊急度の高い技術テーマへの短期集中対応、および新技術の検証・PoC/R&D的な取り組み
- 事業影響の大きいクリティカルな技術課題・インシデントに対する、技術的リードと解決を支援する
- 新しい技術・アーキテクチャの検証(PoC・R&D)を行い、その結果を各プロダクトの技術判断に接続する
応募資格
応募資格(必須)
- 大規模プロダクトにおけるWebアプリケーション開発・アーキテクチャ設計の実務経験(現在も自ら設計・実装の意思決定を担っていること。レビュー・標準化のみの役割ではなく、ハンズオンで手を動かせること)
- 複数チーム/複数プロダクトを跨ぐ技術課題について、設計から実装・本番移行の完了までをオーナーとして完遂した経験(以下のいずれか)
- 共通基盤の刷新、段階移行、互換性設計を含む移行のリード
- 大規模リファクタ/分割/統合による構造改善のリード
- 技術的負債・品質課題を、事業文脈(開発速度/運用コスト/顧客価値/リスク)に翻訳し、EM・PM・経営層など複数のステークホルダーと優先順位の合意形成を行った経験
- 正式な指揮命令権を持たない立場で、他チーム・他組織を巻き込み、複雑な技術的意思決定をリードした経験
- 障害対応や性能問題の切り分け、および対応チームのリードをした経験
応募資格(歓迎)
- 複数プロダクトを展開するSaaS企業で、認証・権限・データ連携などの共通基盤の設計・運用を担った経験
- エンタープライズ顧客向けに、可用性・監査ログ・セキュリティ・大量データ処理などの非機能要件を設計・実現した経験
- 技術選定・ガイドライン・設計レビュー(ADR等)を、単発の施策ではなく継続運用される仕組みとして組織に定着させた経験
- 開発者体験(DevEx)/プラットフォームエンジニアリング組織の立ち上げ・運営経験
- 新技術・新アーキテクチャの検証(PoC)を主導し、その結果をプロダクトの技術判断に接続した経験
- 不確実性が高く、役割や進め方が未定義な状態からテーマを立ち上げた経験
- 人事・労務・給与・勤怠など、後方互換性やデータ整合性の要求が高い業務ドメインでの開発経験
- ERP・基幹システムなど、事業を止められない前提でのシステム移行・リプレイス経験
求める人物像
- プレイヤーとして高い技術力を発揮しつつも、各組織のEMやVPoEと連携し、技術戦略の策定やステークホルダー間の調整を主導できる方
- 権限や役割が明確に定義されていない状況でも、関係者との信頼関係を自ら構築し、前に進められる方
- 短期の突発的な課題対応と、中長期の基盤投資を並行して進められる方
- 自分がいなくても回る状態をつくることをゴールに置ける方
- 高い視座を持ち、組織横断での旗振りができる方
*SmartHRとして大切にしている姿勢について
- つねにプロダクトとその先にいるユーザーを軸に考えられる方
- チームでなにかを成し遂げたい方
- 心理的安全性を意識した振る舞いができる方
- 情報の透明性を保ち続けられる方
- 変化に向き合い、経験から学んで前に進める方
- 社会的課題を技術で解決したい方
選考フロー
正社員の場合、選考フローは下記を予定しております。状況に応じて変更となる可能性がございますのでご了承ください。
- カジュアル面談
- 書類選考
- 1次面接
- 最終面接
- リファレンスチェック
- 選考を通じて想定する役割・お任せしたいミッションに応じて実施することがございます(一定の等級・役職以上を想定する場合など)
- back checkを使用しております
- 現職もしくは前職の業務で関わりがあった方から、候補者様に関する情報をアンケート形式でいただきます
- back checkはオンライン上で完結し、SmartHRから対象者の方に直接連絡することはございませんのでご安心ください
- ※ 書類選考に進んでいただく前にカジュアル面談を希望される方は、カジュアル面談ページよりお申し込みください
雇用形態
正社員
勤務地
フルリモート(ただし国内在住)もOK
賃金
- 給与制度タイプ [給与レンジ : ハイ] x [昇給・成果給 : スタンダード] に該当するポジションです。
- 当社規定に応じて、スキルによって個別に等級と金額を決定します。
- 想定年収例 1100〜1800万
- 想定年収=月次給与×12か月+成果給※2
- 月次給与=(基本給+みなし残業手当+みなし深夜手当)※3
- ※2:成果給は会社裁量で決定し、金額は原則全社の業績や個人評価、等級によって変動
- ※3:月間45時間のみなし残業手当、8時間分の深夜手当を含む。実際の労働時間で算出した手当がみなし手当を超えた場合は、その超過分を別途支給
- 成果給を除く年収例は942〜1542万円です。
- 月額は月給78.5万円※4 〜128万円※5
- ※4:月給78.5万円 (基本給57万5360円、固定残業代(みなし残業45h相当20万2448円,みなし深夜8h相当7,192円)を含む)
- ※5:月給128万円 (基本給93万8240円、固定残業代(みなし残業45h相当33万32円,みなし深夜8h相当11,728円)を含む)
勤務時間
フレックスタイム制 (コアタイムなし)
昇給・賞与
昇給・成果給(インセンティブ)年2回
諸手当
- 通勤手当(1ヶ月3万円を上限とし、オフィス出社日数分を支給)
- 出生準備休暇(男女とも5日)
- 育児環境を整える補助(10万円支給)
休日・休暇
- 完全週休2日制(祝日・年末年始休み)
- 入社日に15日(10日+5日)の有給付与
福利厚生
- 社会保険・労働保険完備
- カフェテリアプラン制度あり(年間60,000円相当のサービス・商品等の選択が可能)
- オフィスコンビニ
- 1Password を全員に付与
- フリーアルコール(毎日18:00~)
- 部活制度(1人1500円補助/回)
- インフルエンザなどの予防接種費用の負担(家族もOK)
- グループ会社である Smart相談室の利用
- 資格保持費用の会社負担(士業など)
- 勉強会支援制度(社内勉強会向けの書籍購入、社外研修への参加など)
試用期間
有 3ヶ月(試用期間中の勤務条件:変更無)
- ※試用期間は所定の3ヶ月間に加えて、3~6ヶ月間を目安として延長する場合がございます。
- ※試用期間にて業務遂行能力や会社への適性の見極めを行うため、結果として、等級・報酬等の雇用条件を変更する場合がございます。
雇用条件
全社共通
- コアタイムなし
- フレキシブルタイム(5:00〜22:00)
- 居住地は国内のみ
- 申請によって「在宅勤務場所変更」可能(原則、国内のみ)
- 在宅勤務場所変更:勤務場所を変更し、オフィスや自宅以外の場所で勤務すること
本ポジション
- フルリモートワークOK(出社日数指定なし)
- フルリモートワークOKの遠方居住者は、所属オフィスまでは出張による経費精算(業務都合の場合)
そのほか詳細
- 所属組織によって詳細が異なります。詳細は、SmartHRの働き方制度(2025年以降)をご覧ください。
業務内容変更範囲
会社の定める業務
勤務地変更範囲
会社の定める就業場所